こんにちは!
ジュライズのあやです(^_^)
皆さんは日頃ご自分の話しはわかりづらいとお悩みではありませんか?
会議しかり、何かの報告しかり、話しがわかりやすいというのは聞いてる側としては
すごい助かりますし大きなメリットです♪
一方、いくら聞いても話しの根本がみえずわかりにくい話しをする人がいるのもまた事実です。
そんな時は、コミュニケーションの難しさを改めて痛感させられますね(^0^;)
ではいったい、話しがわかりやすい人とそうでない人の差はどこにあるのか!
今日はそんなお話しをジュライズの7にかけまして、7つの観点からお話ししていこうと思います。
話しがわかりやすい人とそうでない人の違い
その1!結論から話すか、過程から話すか
例:「今日の打ち合わせの結果どうだった?」と聞かれた時
話しがわかりやすい人は「うまくいきました!」、「う~ん、微妙でしたね~」
と結論を先に言います。
一方、話しがわかりにくい人は「最初に○○の議題がありまして、△△さんが○○と報告されました。
その後・・・」と過程を順を追って一つずつ説明していきます。
小説や映画など、結論に至るまでの過程を楽しみたい場合、これは問題ありませんが
シチュエーションが会社だった場合どうでしょう。
はじめは相手も熱心に聞いてくれると思いますが、途中で「で、結果どうだったの?」
と話しを遮られて結論を求められる事がほとんどだと思います。
「話しがわかりやすい人」を目指すためには、まず最初に
話しの結論から言いましょう。
その2!具体的に話すか、抽象的に話すか」
例:「仕事の優先度はどのようにつけますか?」と聞かれた時
話しがわかりやすい人は「まずタスクを書き出します。それら一つ一つに納期と、重要度を1~3の
三段階に分けて書きます。納期までの日数と重要度をかけ算して、数値の高い方から並べます。
それを優先度とします・・・」のように、具体的に説明してくれます。
一方、話しがわかりにくい人は「早く終わらせないといけない仕事や、
大事な仕事の優先度を高めます・・・」とざっくりとしか説明してくれません。
「早く終わらせないといけない」、「大事な・・・」という具合に話しの中身がはっきりせず、
抽象的でよくわかりません。
話しは具体的過ぎるやろ!というぐらい具体的に話して
全然OKです(^_^)
その3!聞かれた事を話すか、自分が話したい事を話すか」
例:「今日はどのお客さんに行った?」と聞かれた時
話しがわかりやすい人は「A社、B社、C社を回りました」と簡潔に答えます。
一方、話しがわかりにくい人は「A社ではすごい話しが盛り上がりまして、手応えアリです。B社は
担当者が不在で連絡先を教えてもらってやっと捕まえました・・・」と
聞かれていない部分の話しが長いです。
詳細に説明しているので悪くはないんですが、話しのわかりやすさという点で見るとイマイチです(^0^;)
ビジネスの場では聞かれた事を簡潔に答えるようにしましょう。
相手の知りたい事がはっきりしている自信があるのであれば、
それを+αとしてつけ加えるのもよいでしょう♪
その4!相手の反応を見て言葉を変えるか、一律の表現を使うか
例:専門用語を使いたい時
話しがわかりやすい人は専門用語を出して聞き手の顔が曇ったら、
次からわかりやすい言葉に変えて話しを続けます。
逆に相手がその用語を理解しているようであれば、積極的に使ってみます。
このように聞き手の反応に応じてリアルタイムで使う言葉を変えていきます。
一方、話しがわかりにくい人は相手によらず自分の知識を自分の言葉で話すので、
専門用語の乱立になりかねません。
「話す」というのは、
当然一つのコミュニケーションですから言葉以外の要素も加味したいものですね。
話す時は聞き手の反応を見ながら、言葉を変えながら話していくといいです。
その5!全体から入るか、詳細から入るか
例:将棋を知らない人に将棋のやり方を教える時
話しがわかりやすい人はまず「二人でやるゲーム」、「駒を動かして相手の王様をとれば勝ち」
という最も大きなルールを相手に教えます。
次いで「駒の種類」、「最初の駒の配置」、「駒の動かし方」、「駒の取り方」、「とった駒の使い方」etc・・・といった具合に、全体から詳細へと順番に説明を行います。
一方、話しがわかりにくい人はいきなり「駒の動かし方」や「成(なり)のルール」から説明したり、
あるいは「反則」についての説明をしてしまったりと、詳細から構造を意識しないで話します。
理解に役立つイメージの共有は、全体像から説明される事で可能になります。
よって、何かを教える時は全体像から話すようにしましょう。
その6!聞き手の理解のスピードに合わせるか、自分のペースか
例:「インターネットとは何か?」を、小学生ぐらいの子供に説明する時
話しがわかりやすい人は「コンピューターって何でしょう?」と言うところからはじめます。
子供が「おうちにあるパソコン」とか、「学校で見たキーボードのついている機械」、「スマートフォン」などを想像したら、
次に「じゃあ、コンピュータ同士ってつながっているよね?」とメールなどの事例を挙げて聞きます。
それが聞き手に伝わったら、最後に「そういうコンピューター同士のつながったものをインターネットと
呼ぶんだよ」と、説明します。
一方、話しのわかりにくい人は「コンピューターがつながったものをインターネットと呼ぶ」と、
聞き手の理解の速度を考えません。
よって、聞き手は複数の事を同時に理解しなければいけないので、話しについていくだけで大変です。
途中で相手の理解度を確かめるために、「ここまでは大丈夫?」などと聞くのも大切な共有ですね♪
話しは聞き手の理解スピードに合わせましょう。
その7!こそあど言葉を避けるか、こそあど言葉を多用するか
例:申請書を部長に渡してほしい時
話しがわかりやすい人はストレートに、「申請書を部長に渡しておいて下さい」
と言うでしょう。
一方、話しがわかりにくい人は「これをあの人に渡しておいて下さい」と言います。
状況をかなり密に共有していない限り「この」、「あの」は通用しません。
こそあど言葉とは「これ」、「それ」、「あれ」、「どれ」に代表されるような
指示代名詞の総称で、便利ではありますが、
相手にわかりやすいように言いたいことを伝えるためにはこそあど言葉は避けるようにするのが
よいでしょう。
話しがわかりやすい人とそうでない人の違い、いかがでしたでしょうか?
ご自身に当てはまる事はありましたか?
「で、結局何が言いたいの?」と言われちゃう人は残念ながら
わかりにくい話し手さんです(^0^;)
日常会話ではそれほど話しをわかりやすくする必要はありませんが、
ビジネスの場において、説得、営業、説明が求められている時には話しがわかりにくくては困ります。
「あなたの話しはわかりにくい」と言われないよう、会話の途中途中で意識して思い出していただけると、
相手のあなたに対する印象はガラリと変わるのではないでしょうか♪
うまく話しをする第一歩はご自身の意識改革から始まります!
今日から少しずつ意識するようにしてみて下さいね(^_^)